新居浜店 9月19日、イギリス・エリザベス女王の国葬がロンドンのウエストミンスター寺院で行われました。
日本は王室制度ではない為、あまり馴染みがないかもしれませんが、女王とは文字通り王族であり、まさに国の王様の事を言い、対して皇室制度である日本の天皇は、かつては人より上を指すような抽象的な存在だったそうです。
又、英国女王は、国政に参加する事は出来ず、決定事項に署名をするに留まるようで、この辺りは過去の大戦からの教訓により、天皇に国政参加権がない日本と同じですね。
元々、王族として生まれたエリザベス女王は、若干25歳にして父である国王の後を継ぎ、英国女王に即位した後、それから約70年間もの長きに渡り、献身的に国の様々な公務を勤められました。
しかし、時には規律を守ろうとした女王の想いとは裏腹に、英国民から厳しいバッシングを受けた時もあったそうです。
そんな時に女王は、国民の声に耳を傾けるべく自ら歩み寄り、女王としてあるべき姿を模索し続けていました。
このように自らが女王であると同時に、支えてくれる国民の大切さに感謝し、理解しようとする姿勢が、多くの国民が慕って止まない理由の一つと言えるのではないでしょうか。
そして一部報道によると、女王の一般弔問に24時間以上!? (・o・) 待っている方もいらしたらしく、改めて英国民の王室に対する敬意と哀悼の意が伝わって来ますね。
P.S.
世界の人口約80億人。これだけの方に愛され、心を動かされる存在がおられる事に驚かされました。
今尚、世界では紛争・国家間で様々な問題がありますが、この度英国で見た相手を敬い、理解する気持ちで世界平和の実現に微力ながら貢献出来るよう意識する事が出来れば、世界が少しずつでも良い方向へ変わるかもしれませんね (^^ゞ
By Igniz |