東予店 斎藤佑樹の引退後、程なくして・・・もう一人、球史に名を残す選手がマウンドを降りる決意をしました。
「平成の怪物」と言われたその人「松坂大輔」選手は、1998年 夏の決勝戦、横浜高校(神奈川)を率い、
京都成章(京都)を、59年ぶり史上2人目となるノーヒットノーランに抑え優勝!
又、同大会・準々決勝のPL学園戦で延長17回、約250球を1人で投げ抜き、その怪物ぶりを見せつけました!
更に同年、春の選抜でも優勝しており、史上5校目(当時)となる春夏連覇を達成し、
名実共に甲子園のスーパースター☆となりました。
そして、プロ入り後も怒涛の勢い!
日本プロ野球・埼玉西武ライオンズでリーグ優勝2回、日本シリーズ制覇1回!
海を渡って、メジャー1年目で15勝!&ワールドシリーズ制覇!(2007)
日米の頂点を極めた初の日本人となりました。加えて、アテネ五輪で銅メダル!(2004)
WBC(ワールド・ベースボール・クラシックス)で優勝2回!(2006・2009)
例えるならボクシングで言えば、全階級で世界チャンピオンの座に就き、幾度も防衛した!とでも言うべきでしょうか。
しかし晩年は選手の宿命、ケガに悩まされ、試合に出られない事が多くなりましたが、
既にほぼ全ての栄光を手に入れたと言っても過言ではありません。
松坂選手の場合、類い稀なるセンスがあったと思いますが、栄光の影には並外れた努力があった事でしょう。
こうして、高校野球・日本プロ野球・MLB(メジャーリーグ)・WBC(ワールド・ベースボール・クラシックス)、全てにおいて頂点まで登り詰めました。
かつて、これほどタイトルを獲得した選手が球界にいたでしょうか。
この功績を映画や小説で書こうとしても、余りにも出来過ぎなので、なかなか書けないかもしれない・・・と言える程、輝かしい成績です!
P.S.
始まりがあれば終わりがある。いかなる選手にも決断の時は必ず来ますが、ファンとしては、一時代を築いた選手がマウンドを去っていくのは寂しいですね。
引退後、これからどのような道を歩まれるのか分かりませんが、今度はベンチの外から日本のみならず、世界で「BASE BALL」を盛り上げて頂きたいと思います (^^)/
By Igniz |