新居浜店 7月20日、第167回(後期)芥川賞と直木賞が発表されました。
芥川賞は、愛媛県出身・高瀬隼子さん著:「おいしいごはんが食べられますように」、
直木賞は、東京都出身の窪 美澄さん著:「夜に星を放つ」が、それぞれ受賞されました (^o^)
よく聞くこれらの賞ですが、そもそも2つの賞の違いは?という訳で調べてみると「芥川賞」は、文章の表現や構成の美しさ等(ちょっとお堅い文学作品?)が評価基準らしく、一方の「直木賞」は、痛快!娯楽!エンタメ作品の事だそうで、一般大衆向けの長編小説と言ったところでしょうか。
特に芥川賞の高瀬さんは愛媛県出身という事で、県民としても非常に誇らしいですね (^o^)
更に、愛媛県人の受賞は今回で3人目だそうで、意外に?多くびっくりしました (゜o゜)
「おいしいごはんが食べられますように」
高瀬 隼子(著)/ 出版社:講談社
作家デビューして3年目(2019~)にして、2回目のノミネートでの受賞は異例なのかどうか分かりませんが、個人的には早い方ではないでしょうか。
やはり愛媛県に所縁(ゆかり)のある小説家、「夏目漱石」や「司馬遼太郎」、俳人の「正岡子規」等の影響も少なからずあるのかもしれません (゜.゜)
又、今回初めて芥川賞候補者が全員女性だったらしく、世界ではまだまだジェンダーが遅れていると言われている日本ですが、近年の文学界で女性が強い!というのは素晴らしい事ですね!(^o^)
P.S.
小説を書くというのは、自身の中で物語を考え、まっさらの原稿用紙にペンを走らせる姿を思い浮かべますが、読み手に文章の文字から、その情景や登場人物の表情を想像させなければなりません。
これには豊富な知識や、書き手の感受性も必要になるでしょう。
私も時々小説を読みますが、同じ文章から想像する世界がそれぞれ読み手によって異なって来るというのも、映画とはまた違った楽しみ方の一つだと思います。
読書の秋は未だ先ですが、季節に限らず、自身の気に入る本を手に取ってみるのもいいモノですね (^^ゞ
By Igniz |